ご当地団隊!Vきゃらンジャー

ご当地VTuber・ヒーロー・キャラたちが地域を盛り上げる「Vきゃらンジャー」。サイトは信頼と広がりに繋がったと実感しているそうです。彼らが「好き」を軸に活動を始めた背景や情報発信の工夫を紹介します。

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発足以来、スピーディーに実績と活動を広げる
ご当地団隊!Vきゃらンジャー

「好きな地域のことを、もっとたくさんの人に伝えたい。」

熱い思いを持つご当地VTuber・キャラクター・ヒーローが全国から集まり、地域の魅力を発信するプロジェクト、「ご当地団隊!Vきゃらンジャー」。

地域創生クリエイティブチーム VfrontieR から生まれたこの団隊は、2025年7月の発足以降、従来の枠組みにとらわれないスピーディーな活動を通じて結成から短期間で企業コラボや地域連携など、多くの成果を実現しています。

今回は、立ち上げのきっかけや活動の裏側、そして信頼や想いを伝える拠点としての公式サイト運営について、VfrontieRの西本さんにお話を伺いました。

ジンドゥークリエイターを利用
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ご当地団隊!Vきゃらンジャー
ご当地VTuber・キャラクター・ヒーローがつながり、地域の魅力を楽しく発信する地域応援プロジェクト。
企画・運営は、地域とエンタメをつなぐ地域創生クリエイティブチーム「VfrontieR」が行っている。
https://vcharanger.jimdofree.com/

地域発信の課題を補う、
新しい手段と、多様性の掛け合わせ。

「ご当地団隊!Vきゃらンジャー」はどのように誕生したのか教えてください。

もともと私自身が故郷を心から愛していて、故郷を含めた地域活性や情報発信をしたいという思いを持っていました。

地域発信といえば、いわゆるご当地キャラクターやヒーローなどが文化や魅力を伝える存在として確立しています。ですが、どうしてもファン層が限定的になりやすく、幅広い層へのアピールには課題があると感じていました。
けれど、情報発信の形がとても多様化している昨今、その魅力をより効果的に伝える手段があるのではと探していたんです。

そのような中で注目したのが、近年活動者が増え活性化してきたVTuberという存在です。個性豊かで魅力的な配信者が、動画配信を軸にリアルタイムで視聴者と交流しファンを作るという新しい形態は、デジタル時代にとても魅力的で、地域発信の課題を補う手段の1つになりそうと思ったからです。

VTuberの中には地域愛を持って活動している人もすでに多くいて、個性も豊かで、それぞれ得意分野やファン層も活動の仕方も多様で。けれど多くの人が個々の活動を中心としていたので、私は彼らの強みを掛け合わせたら、一緒に活動できれば、目指していたような広がりにつながるのではと強く感じました。

そこで、純粋に地域を盛り上げたいという仲間たちと地域の魅力発信を行う場作りを企画し、まずは志が同じで信頼できるVTuberやヒーローを中心に声をかけ、「ご当地団隊!Vきゃらンジャー」を結成しました。

XXXレンジャーを彷彿とさせるネーミングは、一体感やわかりやすさ、ヒーローもいることなどのわかりやすさからも来ているそうです。なのであえて「団体」ではなく「団隊」を使っているのだとか。
サイトではメンバー個々の個性をカラーで示したり、色にちなんだ口上なども掲載されています。

「団隊」だからこその強み

多様なメンバーが集まっているそうですが、運営の工夫やチーム活動のメリットは?

メンバーはVTuberを中心に、ご当地ヒーローなども参加しています。法人格を持たないサークルのような形態なので、活動に対する自由度なども、都度相談し柔軟に対応していくことができるのがメリットの1つです。

メンバーはみんな、それぞれの特技を活かして役割分担をしています。オンラインのチャットツール「Discord」を活用し、企画の立案から作戦会議まで活発に行っているので、迅速かつ柔軟に活動が進んでいます。動画制作、配信、SNS発信、画像制作、サイト管理など、それぞれのスキルが集まることで、単独の個人活動の積み重ねを超えた、大きな相乗効果が生まれているのが当団体の強みです。 

私は運営として、ルールや企画・相談の場を作るなど、メンバーがみんなでワイワイ楽しみながら地域の素晴らしさを広げていけるように、安心して活動が行える仕組みづくりを努めています。

こうした組織力のおかげで、結成から短期間でも大きな成果が生まれており、今後の成長がとても楽しみです。

記事公開時点のメンバー
記事公開時点のメンバー

活動を通じて生まれたもの

印象に残っている地域連携の活動やエピソードを教えてください

団体が正式に動き出す前の2025年6月、まだ準備段階にもかかわらず、東京・秋葉原のカレー店とのコラボ企画が実現しました。体制が十分ではなかった時期だったのですが、メンバー全員が自主的に画像の制作やイベント告知、SNS拡散に取り組み、それぞれのファンが多数訪れてくれて、日によっては完売する日もありました。このスピード感と団結力に、未来への大きな可能性を感じました。

この時もジンドゥーを利用
この時もジンドゥーを利用

また最近では、広島県にある「道の駅三矢の里あきたかた」(広島県安芸高田市)で、この地に由来のあるメンバーの等身大パネルを含む、Vきゃらンジャーメンバー紹介パネル等を展示し、県内外からのファンが訪れてくれました。

この展示、最初は9月上旬までという予定だったのですが、なんと10月上旬まで延長しての展示になったんです。


こうした活動を通して、地域の方々とも信頼関係を築くことができており、今後はさらに連携の機会を増やして、多くの魅力ある場所を発信していきたいと思っています。 

活動を通して、メンバー自身が新たに知ったご当地の魅力はありますか?

「Discord」のグループでは、メンバー同士が自分の地域の特産品やユニークな文化について自発的に紹介し合っています。たとえば、誰かがソフトクリームの話を始めると、香川県の小豆島オリーブソフトクリームや石川県の金箔ソフトクリーム、さらには広島のウサギ島限定のソフトクリームなど、次々に個々がご当地のことを挙げたり。個性豊かでユニークなご当地の話題が広がります。 
さらに、地域ごとに異なる言い回しや商品名の違いなど、細かな文化の違いに気づくこともあり、豊かな学びの場になっています。 

- 地域の方やファンから寄せられた、印象深い声や反応はありますか?

活動を通じて皆さまからは、「これまで訪れなかった人が来てくれて嬉しい」「街に新しい賑わいができて心強い」といった温かいお声をいただき、実際に地域の経済や交流の活性化を感じています。ファンの方々も、配信やイベントを通じて地域に親しみを持つようになり、地域とファンの新しいコミュニティが生まれてきました。こうした反響はメンバーにとって大きな支えとなり、これからも良い循環を生み出していければと願っています。 

公式サイトの必要性

- SNSだけでなく、公式サイトを持った狙いや、実際に感じているメリットがあれば教えていただけますか?

SNSは拡散力に優れていますが、情報が流れやすく、整理や蓄積には限界があります。私たちのような個人の集合体には、信頼感や安心感を伝える“共通の拠点”として、公式サイトが必要でした。ただ、立ち上げ時は時間も資金もなく、「どうすれば早く・低コストでサイトが作れるか」が大きな課題でした。そんな中、メンバーのひとりが「ジンドゥーならできるよ」と手を挙げてくれたんです。実際に使った経験のあるメンバーが複数いたので、得意分野を持ち寄って、団体の公開前までに無理なく完成させることができました。 

サイト公開後は、問い合わせやコラボ依頼が格段に増え、認知度も飛躍的に向上しましたURLを送るだけで活動の全体像をすぐに伝えられるため、営業や広報の効率が劇的に上がりました。ファンの方や関係先からも「しっかりした活動拠点があって安心できる」という声をいただき、信用度アップに繋がっていることを実感しています。 

https://vcharanger.jimdofree.com/
https://vcharanger.jimdofree.com/

ジンドゥーの使い勝手やサイトの工夫

- 実際にジンドゥーを使ってみて、サイト運営はいかがですか?

役割分担をして制作していますが、ジンドゥーは初心者でも比較的扱いやすく、画像やテキスト修正といった頻繁な作業もスムーズに行ってくれています。日々情報を更新しやすいのはとてもありがたいです。 

サイト運営にあたっては、「Discord」のグループの中で作業状況や更新内容を細かく共有しています。作業フォーマットも整備して、みんなが依頼しやすく、不明点もすぐに解決できる仕組みになり、スムーズにメンテナンスを行えています。 

- サイトの構成やデザインで工夫している点はありますか?

メンバーを地域や活動ジャンル別にわかりやすく分類し、スクロールだけで目的のページにたどり着けるよう工夫しています。全体的に視覚的に楽しく、分かりやすいサイト作りを心がけています。 

今後の展望・サイトでしたいこと

- 今後特に力を入れていきたい活動は?

「地域連携」や「仲間同士の絆が深まるようなイベント」をさらに充実させ、リアルとネットの両面から地域活性化を推進していきたいと考えています。特に遠方の方も参加しやすいオンライン企画は、コロナ禍を経て注目が高まりました。VTuberの特性を最大限に活かして、多くの人々に地域の魅力を届ける架け橋になりたいですね。 

- 今後サイトで充実させたい内容は?

今後、メンバーも活動も増えてくると思うので、より地域ごとのわかりやすさを追求していきます。具体的には、日本地図から各地域へ簡単にアクセスできるナビゲーション機能や、メンバーの活動詳細とSNS連携を強化していく予定です。 

そして、この地域の「この人に会いたい」と思ってもらえるようにサイトを設計できたらと考えています。そのためにも、ご質問いただいた「メンバー写真をクリックすると詳細プロフィールが見られる機能」の導入を近日中に予定しています。訪問者が自然に関心を持ち、何度も訪れたいと思えるような魅力的なサイトにしていきたいです。 

信頼感のある拠点が、未来につながる

- 記事を読んでいる人へ一言お願いします

今回のインタビューで、私たちが大切にする想いや活動の基盤をお伝えできたなら嬉しいです。 

SNSが素晴らしいツールであることは変わりませんが、ジンドゥーで公式サイトを持ったことで、活動に確かな信頼性と、情報が流れない安心できる拠点が生まれました。この二つが役割を補い合うことで、多くの方とより深く繋がれているんです。 

「ご当地の魅力を発信したい」「地域を盛り上げたい」とお考えの方にとって、ウェブサイトを持つことは、活動を大きく一歩前進させる力になります。
私たちVきゃらンジャーも、これからも地域とIT技術の新しい可能性を追求し、未来を拓いていきたいと思っています。 

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