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自分で更新・作る商用・ビジネス向けおすすめホームページ作成サービス比較

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この記事で解決する悩み
  • ビジネス用のホームページを作成しようと既存のサービスを探しているが、数が多すぎて見比べるのに苦労している。

そんな悩みを解決するのがこの記事です。

 

今回は数あるホームページ作成サービスの中から特に人気があり、使いやすさにも定評がある3つのサービスを取り上げました。また、ホームぺージ作成に欠かせない商用可能なフリー画像を取得できるサービスも紹介しています。

 

ホームページ作成サービスが決まり画像も用意できたら、あとはホームページを制作するだけです。1日も早くホームページを運営するために、早速みていきましょう。

ホームページ作成サービスを選ぶ基準

ホームページ作成サービスを選ぶ基準

商用のホームページを作成するためのホームページ作成サービスを選ぶ基準は5つです。

  • 編集画面が使いやすい
  • 使い慣れたWORDと同じ感覚で入力できる
  • 項目を選択しクリックするだけで作業できる簡単な仕組み
  • テンプレートが豊富に用意されている
  • 自動作成機能がついている

以下で詳しく紹介していきます。

特別な知識が不要

ホームページ作成サービスを選び際は、ウェブサイトに関する知識がなくても簡単に作れることが重要です。検討するポイントを具体的にみてみましょう。

  • 編集画面が使いやすい
  • 使い慣れたWORDと同じ感覚で入力できる
  • 項目を選択しクリックするだけで作業できる簡単な仕組み
  • テンプレートが豊富に用意されている
  • 自動作成機能がついている

さらに、トラブル発生時のサポート体制はあるかどうかも考慮に入れて検討すると安心です。

独自ドメインが使える

商用ホームページを作成するなら、サービス内で独自ドメインを取得できるものを選ぶといよいでしょう。メリットは2つあります。

 

まず、別のドメイン会社と契約する手間を省けます。ホームページ作成サイトでドメインを取得できれば、接続の手間もありません。

 

さらにドメインの移管、つまりドメインを引っ越せるか否かも確認しておくとよいでしょう。ドメイン移管できないホームページ作成ツールの場合、規模を拡大するために別のサービスに移行する際、積み上げたデータを移せないデメリットがあります。

運営費用

ホームページ作成サービスでビジネス向けホームページを運営した場合にかかる主な費用は以下の2つです。

費用項目 費用目安(年額)
サービスの使用料 20,000〜50,000円
独自ドメインの費用 1,000〜4,000円

(上記は2021年3月現在、大手各社のサービス内容の平均値を求めたものです。個別のサービス内容により金額は前後する可能性があります。)

ホームページ作成サービスには、無料版と有料版があります。商用ホームページで独自ドメインを利用して作成するなら、有料版を選びましょう。ビジネス向けのホームページであれば、およそ年間20,000〜50,000円のコストでの運用が可能です。

スマートフォン最適化

スマートフォン最適化は、スマートフォンでホームページを閲覧するユーザーに対する配慮です。機会損失を回避するためにも、これからのウェブサイトには必須の対策です。

 

なぜ機会損失が発生するのか。それは、パソコン用に作られたウェブサイトをスマートフォンで表示すると、文字が小さくなったり画面が入り切らないためです。ユーザーは画面を何度もスクロールしなければならず、大変不便です。見にくく使いにくいウェブサイトで集客するのは困難を極めます。パソコン用に作ったホームページが自動的にスマートフォン最適化されるサービスがあるものを選びます。

SSL対応

SSLとはインターネット上で送受信するデータ通信を暗号化して、個人情報をはじめとする重要な情報が悪意の第三者に奪われることを避けるための仕組みです。SSLに対応したウェブサイトであることは、名実ともにユーザーの利益を重要視することを意味します。

ビジネス向けのホームページ作成サービス比較

ビジネス向けホームページ作成サービスの比較

商用ホームページの作成サービスを検索すると、無数のサービスが表示されます。どれを選べばよいのか途方にくれるほどです。

 

そこで今回は、実際に使っているユーザー事例が多く、さらにビジネス向けホームページに最適な3つのサービスをピックアップしました。

  利用者数(人) プラン数 サービス価格(月額)
ジンドゥー 200万 6 0〜5,190円
Wix 1億6,000万(全世界) 8 0〜3,800円
AmebaOwnd 6,500万人 2 0〜960円

(ジンドゥー、Wixは2021年3月現在の公式ホームページ掲載データを参考にしています。

AmebaOwndは2019年のプレスリリースを参考にしました。)

ジンドゥー

出典:ジンドゥー

ジンドゥーは日本で初の簡単にホームページを作成できるサービスとして、株式会社KDDIウェブコミュニケーションが提供開始しました。

 

200万ユーザーが利用する国内最大級のホームページ作成サービスです(公式HPより)。知識や経験を問わず、誰もが簡単に短時間のうちにホームページを作成できる様々な仕組みが盛り込まれています。

ジンドゥーサービス内容

まずは国内最大手のジンドゥーのサービス内容からみていきましょう。

  FREE PRO BUSINESS SEO PLUS PLATINUM
料金(税込) 0円 965円 2,460円 4,110円 5,190円
サーバー 容量 500MB 5GB 無制限 無制限 無制限
帯域幅 2GB 5GB 無制限 無制限 無制限
サポート
ドメイン - 対応 対応 対応 対応
スマートフォン最適化 -
SSL対応

(料金は月額に換算して表記しています。)※上記データは2021年4月現在の価格です。

ホームページ作成が全く初めてでも、あっという間に本格的なビジネス向けホームページが作成できるサービス。それがジンドゥーです。

 

全ての有料プランにドメイン接続、問い合わせフォーム、スマートフォン最適化、アクセス解析、Googleへのインデックスのサービスが含まれます。そのため信頼性が高く、閲覧するユーザーに利便性の高い仕様で、かつSEO対策のできる商用ホームページを作成することが可能です。

Wix

ウィックス(Wix)

Wixは世界190カ国で世界190か国で1億6,000万人以上に選ばれているホームページ作成サービスです(公式HPより)。

 

2万点以上の無料写真や動画素材が用意されており、簡単操作で初めて商用ホームページを作る方からウェブデザイナーまで広く活用できます。

Wixサービス内容

  無料版 ドメイン接続 ベーシック アドバンス VIP
料金(税込) 0円 500円 900円 1,300円 2,500円
サーバー 容量 500MB 500MB 3GB 10GB 20GB
帯域幅 1GB 1GB 2GB 無制限 無制限
サポート
ドメイン - 対応 対応 対応 対応
スマートフォン最適化 - -
SSL対応

(料金は月額に換算して表記しています。)

Wixも、特別な知識がなくてもビジネス向きホームページを作成できます。デザインプレートが豊富なWixですが、中でも動きのあるサイトを作れることが最大の強みです。無料版、有料版問わず、テキストを動かしたり背景を自由に動かしたりといったデザインを制作できます。

AmebaOwnd

出典:AmebaOwnd

無料のブログサービスであるアメーバブログを運営するサイバーエージェントが提供するホームページ作成サービスです。

 

簡単にホームページが作成でき、記事の更新もブログ感覚で簡単に行えるのが特徴です。アメーバブログ同様、アーティストやクリエイターの情報発進ツールとしても利用されています。

AmebaOwndサービス内容

  ベーシック プレミアム
料金(税込) 0円 960円
ページ数上限 10ページ 無制限
画像ストレージ 1024MB 無制限
サポート
ドメイン - 対応
スマートフォン最適化 - -
SSL対応 - -

リーズナブルな価格設定で商用ホームページも作成できるAmebaOwndは、無料プランで使用できるデザインテンプレートが多く、利便性の高さで支持を集めています。

 

リリース当初は個人の情報発信を中心に活用されていましたが、現在ではビジネス向けホームページのニーズにも答えられるプレミアムプランもリリースしており、おしゃれ感度の高い世代への訴求力の高さが人気です。

ビジネス向けデザインテンプレートはあるの?

ビジネス向けのデザインテンプレート

簡単作業で作成できるホームページ作成ツールを導入してなお、拭い去れない不安があるとすれば「デザインをどう構築するか」ではないでしょうか。

 

ここではそんな不安を解消するために、各ホームページ作成サービスではどのようにデザインを作るのかをみていきます。

ジンドゥーのテンプレート

ジンドゥーにはAIビルダーとクリエイターの2つのサービスがあります。それぞれの違いを紹介します。

ジンドゥー AI ビルダー

ジンドゥー AI ビルダーでは、業種のキーワードを入力すると人工知能(AI)がその業種に合わせた適切なテンプレートを提案します。あらかじめ完成イメージを決めていなくても、質問に答えながら作業を終える頃にはホームページの完成です。入力や設定の必要な項目はAIによって自動生成されるので、入力し忘れもありません。簡単にハイクオリティな商用ホームページを作成できます。

 

一点注意しなければならないのはジンドゥーの提供するもう一つのサービス、ジンドゥークリエイターとの互換性がないことです。途中でジンドゥークリエイターに内容を引き継いで移行はできない点はデメリットでしょう。

 

しかしAIビルダーは簡単に商用ホームページ作成できるだけでなく、YouTubeをはじめとするSNSとの連携が簡単にできるメリットがあります。一からデザインを考える手間もなく、業種に合わせたテンプレートの提案を選択するだけで品質の高いビジネス用ホームページが出来上がるのは、まさに初心者にうってつけです。

ジンドゥー AI ビルダーがおすすめなケース
  • すぐにホームページを作りたい
  • デザインを考える時間がない
  • どんな項目をホームページに折り込んだらいいのかわからない
  • 完成イメージが決まっていない
  • 業種に適したデザインのホームページを作りたい
  • SNSを活用している

ジンドゥー クリエイター

日々の業務の中で日常的に行うパソコン操作だけで、簡単に商用ホームページを作成できるのがジンドゥークリエイターです。

AIビルダーと比較すると自由度が高く、カスタマイズしやすいのが特徴です。HTMLやCSSの知識があれば、細部まで意匠を凝らしたホームページを作成することもできます。

 

ただ、自分でホームページを一からデザインするのは容易ではなく、かといって完成形のイメージできていない状態で作り始めれば、作業に膨大な時間がかかります。また、HTMLやCSSの知識がないと、ジンドゥークリエイターの利点を活かし切れないことがデメリットです。

 

しかしブログ機能があり、ネットショップ機能もあるので、商用ホームページとしては十分メリットがあります。

ジンドゥークリエイターがおすすめなケース
  • HTMLやCSSの知識がある
  • ホームページの完成形のイメージがある
  • ブログを活用したい
  • ネットショップを運営したい
  • カスタマイズしてオリジナリティの高いホームページを作りたい

Wixのテンプレート

豊富なデザインを誇るWixには以下の3つのサービスがあります。

  • 人工知能(AI)を活用して簡単に商用ホームページを作れるWixADI
  • 自由にデザインを編集できるWixエディタ
  • 専門的知識を持って商用ホームページを制作する場合のCorvid

ここでは、WixADIとWixエディタを取り上げて紹介します。

WixADI

WixADIは、ウェブサイトの知識がなくても簡単にビジネス向けホームページを作成できるサービスです。業種や職種、好みに関するいくつかの質問に答えると、豊富なデザインの中から適切と判断されたテンプレートが提案される仕組みです。

また、業種ごとに必要なホームページの内容をAIが自動で選んで表示します。質問に答えていくだけで、業種にあった商用ホームページが完成する仕組みです。

 

無料プランでは広告が表示されるデメリットがありますが、誰でも高品質な商用サイトを簡単に作成できるメリットは大きいと言えます。

WixADI がおすすめなケース
  • デザインを考える時間がない
  • どんな項目をホームページに折り込んだらいいのかわからない
  • 完成イメージが決まっていない
  • 業種に適したデザインのホームページを作りたい
  • デザインにこだわりたい

Wix エディタ

Wixに登録すると、どんなホームページを作りたいのか、ホームページの目的を選択する画面に切り替わります。この選択結果に合わせて、目的に対して適切と判断されたテンプレートが表示されますから、この中から一つを選択して設定を進めます。

 

文字や表示内容のサイズまで調整でき自由度が高い反面、細かな部分まで自分でデザインを決める手間がかかります。

 

Wixエディタ がおすすめなケース
  • ホームページの完成形のイメージがある
  • 細部までこだわってデザインしたい
  • 完成形のイメージがある
  • カスタマイズしてオリジナリティの高いホームページにしたい

AmebaOwndのテンプレート

デザインのレベルがずば抜けて高く、おしゃれ感度の高い若年層を中心に支持を得ているのがAmebaOwndです。

ビジネス利用としては大手のカフェやサロン、有名ブランドなどで実績があります。特にアーティスティックな面を求められるシーンで主に活用されているサービスです。

 

ネットショップ機能を持つBASEという外部サイトとの連携もできる他、SNSやアメブロとの連携もでき、ビジネスに活用しやすいのが特徴です。

 

用意されたテンプレートのデザイン性が非常に高いAmebaOwnですが、ホームページとして完成させるには自分で行う作業工程が多く、時間がかかります。どのテンプレートを選ぶのかも自分で選ばなくてはなりません。完成イメージを固めてから、ホームページ作成を進めるとよいでしょう。

AmebaOwnd がおすすめなケース
  • ホームページの完成形のイメージが明確に固まっている
  • ハイクオリティでおしゃれなテンプレートを使いたい
  • 視覚的アピールが重要な業種である
  • アメブロやSNSと連携したい

ビジネス向け写真や画像などの素材サイトまとめ

ビジネス向け画像集

ビジネス向けホームページを作成するには、写真や画像は欠かせません。画像サイトは各種ありますが、それぞれに特徴があります。有料と無料の違いを紹介すると同時に、特に人気のある画像サイト3つを、具体的にみていきましょう。

画像サイトの有料と無料の違い

無料のフリー画像でも種類は豊富なのに有料登録する必要性はあるのだろうか、と思われるかもしれません。有料画像のメリットは、4つあります。

  • 他のサイトと画像が被りにくい
  • 品質がいい
  • 独自性が高い
  • ダウンロード時間が短い

無料の画像は、他のサイトでも数多く使用されています。他のサイトと同じ画像が使われているのは、状況によってはネガティブな印象を与えることもあるでしょう。

 

この点有料サイトの画像は、無料のものに比べると品質も高いものが多いのみならず、独自性が高くなる傾向があります。

pixta

pixtaイメージ

出典:pixta

pixtaは、2021年3月現在約6000万点以上の写真や画像、イラスト、音楽素材を取り扱う、商用利用のできる画像サイトです。会員登録は無料ですが、写真や画像は有料となっています。1枚単位の購入ができる他、定額制プランもあります。

 

日本の企業が運営しており、日本人向けの画像を数多く取り扱っています。日本人がモデルの画像も多く、またバリエーションも豊かで汎用性が高い画像サイトです。

photoAC

photoACイメージ

出典:PhotoAC

photoACも日本の企業が運営する、商用利用できる画像を取り扱うサイトです。無料会員の他に有料のプレミアム会員制度もあります。無料会員の検索機能の使用における上限回数は1日5回。ダウンロードは1日9枚までの制限が有ります。有料会員はこの制限がありません。使用枚数が多い場合は、プレミア会員登録するとストレスなく使用できます。

 

photoACの画像はジャンルが豊富で、写真掲載数は国内トップクラスです。

いらすとや

いらすとやイメージ

出典:いらすとや

日本人イラストレーターが運営する商用フリーのイラストを取り扱うサイトです。個人、法人、商用、非商用を問わず無償で使用できます。

 

ほのぼのしたイラストは汎用性が高く、また多様なジャンルを網羅しているため、欲しい素材が見つかるサイトとしても人気があります。

画像サイトを選ぶ際の注意点

今回取り上げた3つのサイトは、いずれも日本の企業が運営していますが、海外の会社が運営するサイトも多数あります。その場合モデルが日本人ではないことが多く、日本人向けのサイトでは使いにくいことがあります。また画像を検索する際に英語で入力しないと正確に検索できないことがあるので、注意が必要です。

ホームページ作成サービス以外で自分で作成する方法

ホームページを自分で作成

ホームページ作成サービス以外でホームページを作る方法といえば、真っ先に思いつくのがWordPressに代表されるCMSではないでしょうか。他にも、HTMLやCSSの知識があれば、一から自分で商用ホームページを作ることも可能です。

 

しかしその場合、ウェブサイト作成に関する知識が必要です。またドメインの取得やサーバーの契約といった、ホームページを作成する作業以外の手間がかかります。

コストは下がる一方で大幅に時間を要しますから、ホームページの完成も遠のくことになり兼ねません。

 

メリットやデメリットについて、具体的にみていきましょう。

メリット・デメリット

WordPressに代表されるCMSやHTMLとCSSを使ったビジネス向けホームページの作成におけるメリットとデメリットを以下にまとめました。

メリット デメリット
  • 自由度が高い
  • 独自性の高い商用ホームページを作成できる
  • テーマ(テンプレート)を利用できる(CMSの場合)
  • HTMLやCSSの知識が必要
  • デザインすべて考えなくてはならない
  • ドメインを自分で取得し、サーバーも契約しなくてはならない
  • ホームページ作成サービスのコストがかからない
  • 制作に時間がかかる・テーマの購入にコストがかかる(CMS)

ホームページ作成ツール以外の方法を採用した場合、デザインも含め全て自分で考えなくてはなりません。ウェブサイトについて学びながら膨大な時間と労力をかけても、クオリティの高い商用ホームページを作成できるかは未知数です。

 

初めてビジネス用ホームページを作成する場合に重視すべきは、この三点です。

  • 時間と手間がかからない
  • デザインを一から考える必要がない
  • 短期間でホームページが完成する

ホームページは運営し始めてからが肝心です。更新し、修正して、より良いものに育てていく必要があります。ビジネス用ホームページを作るにあたっては、一刻も早く低コストで完成させ、一刻も早く運用を始めることを最優先することが重要です。

まとめ

初めてビジネス用のホームページを作成する場合はJimdoのAIクリエイターのような、難しい作業は一切不要なサービスを選択するとよいでしょう。

 

短期間のうちに企業ホームページを作りあげられれば、1日も早くホームページの運用を始めることも可能です。ビジネス向けホームページは、小さく初めて大きく育てましょう。