![優れた企業デザインに必要な5つの要素](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=700x10000:format=jpg/path/se0a52b91522daf8d/image/i634581855926ba4f/version/1521512941/%E5%84%AA%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%EF%BC%95%E3%81%A4%E3%81%AE%E8%A6%81%E7%B4%A0.jpg)
スーパーでヨーグルトを選ぶときでも、ある銀行についてインターネットで調べるときでも、私たちが最初に知覚するものは、そのデザインです。目で見た感覚が、見たものを受け入れる・受け入れないの判断を一瞬で決めるきっかけとなるのです。これは、ホームページでも商品のパッケージでも同じです。デザインの専門家マイケル・クーベンス(designonclick.com)は、ホームページやブランドがいかに企業デザインを改善するのかについて解説しています。
デザインは単なる装飾に過ぎないと思っている人は、知覚の重要性を著しく軽く見ています。外部からの見た目は、成功に直結します。良いデザインがあることで、最初から競合との違いをはっきりさせることができます。その商品がどんなものであっても、最初に知覚するものはデザインなのです。
デザインにかかる経費を最小限に抑えたい、また、できるかわからなくても可能な限り自分でやりたいといったときでも、友人にアドバイスを求めるか、プロの助けを借りるべきです。これにはそんなに費用はかからず、時間を節約できるため、そのほかの事業に集中することもできます。
それでは、"優れた企業デザイン"に必要な要素とは一体なんなのでしょうか。
INDEX
1. 企業の看板:ロゴ
ロゴは、そのプロジェクトや会社の顔です。ロゴは見た目が良いだけでなく、ウェブにも印刷にも対応できるように、汎用性を持たせる必要があります。例えば、表示するロゴサイズの大小に関わらず、常に効果的に働いてくれることが重要です。
パソコンとスマートフォンの画面では、ロゴの見え方が違うこともあります。見た人がきちんと認識できるように、ロゴは社名の横ではなく上に配置するのが良いでしょう。どんなシチュエーションにも対応できるよう サイズごとにロゴ*を用意して、企業デザインを一貫させるようにしましょう。
*アクセスした先で画面の表示サイズを変えると、そのサイズに合ったロゴが表示されます。
2. 一貫した全体像:色とフォント
企業デザインの中で次に重要なステップは、印刷物やコーポレートサイトでメインとして使う色とフォントを決めることです。これらは企業として必要不可欠です。名刺などの印刷物だけではなく、インターネット上の見た目に統一感を出すことで、企業やブランドの認知度を高めます。
たとえば、コカ・コーラの広告を見たとき、企業のロゴを確認するまえにその広告がコカ・コーラの広告だとわかりますよね?これが見た目に統一感を出すことで得られる効果のひとつです。
多くの企業で、サイズ別のロゴや使われるべきフォントなどを定めたガイドラインを作成しています。しかし創業したばかりのスタートアップ企業であれば、デザインのガイドラインはまだ必要ないでしょう。なぜなら、長い目で見たときにどんなデザインがいいのか、どんなものを避けるべきなのかを、経験として知っていくからです。
3. 時代を超えた必需品:封筒と名刺
封筒や便せんなどに印刷された社名やロゴマークは、企業デザインにとって未だに重要な要素です。メールでのやり取りが主流になった今でも、送付書や請求書を送付する際に頻繁に使われているので言うまでもありません。
名刺は時代を超えたビジネスの必需品です。昔同様、今日においても、会議、ソーシャルイベント、重要な面会などにおいて、その役割を果たしています。また、イベントやフェア会場において、その場での会話が不可能な場合、後日連絡をもらうために名刺交換をすることもあるでしょう。メールに書いてある連絡先と違って、名刺は形あるものとして残ります。そして、後々その名刺が重要なものになることが度々あります。未来の取引先との関係を築くきっかけには、まだまだ伝統的な方法が取られています。それゆえに名刺は不可欠なのです。
4. ネット上の本拠地:ホームページ
現在では、成功を収めた企業のホームページが、インターネット上で見つからないことはありえません。ホームページを持つことによって、潜在顧客に必要な情報を提供する機会を作れるうえ、企業のイメージを視覚的に閲覧者に伝えることができます。ソーシャルメディアのアカウントを持つことに加え、コーポレートサイトを持つことも、ビジネスにとっては不可欠です。
「プログラミングのスキルはないし、プロに頼む予算もない」なんて考えていませんか?ホームページ作成は、世の中の事業者向けに Jimdo が提供しているような、自分で簡単に作成できるサービスで十分事足ります。企業のホームページが専門知識なしで作れて、お金も節約できます。
また Jimdo のレイアウトは レスポンシブ対応 なので、タブレットでもスマートフォンでも自動的に最適化表示されます。実際の画面を見ながら編集できるので使い勝手もとても良く、ほんのちょっと努力すれば、プロが作ったようなホームページを作ることだって可能です。ロゴ画像など、企業のオリジナルの素材があれば、さらにブランド力の高いホームページになります。さらにSEO も簡単にでき、ホームページやネットショップの検索順位を上げる施策ができます。
5. 手元に残るもの:パンフ、ノベルティ
事業を長く展開していると、どこかのタイミングで、イベントなどで配れる会社のパンフレットやチラシ、ノベルティなどがあればいいなと思うこともあるでしょう。これはとてもいいアイデアですが、スタートアップの時点では、様々な変化が多い段階であることを忘れないでください。たとえば、企業のメインカラーが変わったり、ロゴが変わったりすることで、印刷した販促物が古くなってしまうことがあります。そのため、印刷物は必要最低限で発注することをおすすめします。古くなった電話番号が記載されていたり、理解しづらいメッセージを載せた広告だったり、全く意味のない販促物を使い続けることほど厄介なことはありません。極力、最小限で発注し、いつでも追加で印刷できるようにしておく方が良いでしょう。多く作ってしまったからといって返品できる商品でもないので、経費削減のためにも覚えておきましょう。
ノベルティについていうと、今では膨大な選択肢があります。印刷や刻印ができるバッグからおしゃれなブレスレットまで、あなたの業界に合ったものをなんだって注文できます。自分のターゲットに合わせて、幅広い品揃えから探すことができます。
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デザインに投資する一方で、創業者としてすべきことを明確に
デザインは、企業の成功に著しく影響を与えます。それゆえ、スタートアップの時点では企業の「見えかた」を意識的に整えたうえで、正しいところに投資しましょう。経費を抑えられるポイントはいくつかあります。創業者として、できるだけ企業イメージ、期間、予算を明確にして、それ以上のことは自信を持ってその道のプロに任せましょう。そうすれば、確固たる土台の上に、あなたのブランドを構築し続けることができるでしょう。また、いまでは プロが作ったようなデザインを自分で作れるサービス もあります。Canva など無料で利用できるグラフィックデザイン作成ツールもあるので、予算や時期に合わせて、独特で目を惹くデザインを作成してください。
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