レンタルサーバーの費用相場は?無料と有料、値段が高い・安いの違いは?

今回は、レンタルサーバーの費用相場、無料のレンタルサーバーをおすすめできない理由、有料と無料レンタルサーバーの違いや有料レンタルサーバーの選び方などについて解説していきます。

 

これからレンタルサーバーを利用したいと考えているが、実際の所、どのようにしてレンタルサーバーを選べばいいか分からない、レンタルサーバーを利用する前に知っておくと良いことが知りたいという方に、少しでも有益になる情報を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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レンタルサーバーの費用相場はどのくらい?

レンタルサーバーの費用相場はどのくらい?

よほど大規模なサイトでなければ、ディスク容量は300GBもあれば問題ないと言われています。(ディスク容量とは、サイトで利用する画像などを保存しておける領域の量のことです)

 

そこから費用相場を導き出すと、個人向けだと月額500円前後から1000円未満が中心で、企業向けだと2000円前後がレンタルサーバーの費用相場となっています。

無料のレンタルサーバーはおすすめできない、その理由は?

無料のレンタルサーバーはおすすめできない、その理由は?

先に有料レンタルサーバーの相場費用を解説しましたが、レンタルサーバーには有料のものだけではなく無料のものもあります。お金をかけずにレンタルサーバーが利用できますし、WEBサイトを構築する際によく利用されるCMSのワードプレスも利用可能だったりと、とても便利なように感じますが、実はあまりおすすめできません。

 

なぜ無料のレンタルサーバーはおすすめできないのか、ここからはその理由について説明していきます。

理由1:利用できるディスク容量が少ないから。

無料のレンタルサーバーは、画像などの素材データを保管するためのディスク容量が少なくなっています。

 

先程上で紹介したように、有料のレンタルサーバーであれば、容量を300GB以上確保することも可能ですが、無料のレンタルサーバーの場合は数GB程度しか利用できません。継続して更新していくサイトや、ある程度の規模になるサイトの場合、これではとても容量が足りません。

理由2:独自SSLに対応していないことがあるから。

無料のレンタルサーバーの場合、独自SSLに対応していないサービスもあります。独自SSLに対応すれば、WEBサイトの通信を暗号化してサイトのセキュリティーを強化することができます。これによって、ユーザーがより安心してWEBサイトを利用することができますし、SEOの観点からもいい影響があります。

 

無料のレンタルサーバーの場合、独自SSLに対応していなければ、こういったメリットを得ることができないので、WEBサイトを運営していく際に不利になってしまいます。

理由3:広告が表示されるから。

当然、有料のレンタルサーバーであれば広告無しでサイトが表示されますが、無料のレンタルサーバーの場合、自分のサイトに意図しない形の広告が表示されてしまう可能性があります。サービスのプランによっては広告表示なしで利用できる場合もありますが、その場合でも利用できるディスク容量がとても少ないなどの制限があったりします。

 

ちなみに海外の無料レンタルサーバーなどは、広告無しで利用できる所もあるようですが、サポートが英語だったりするなど、色々と障害があるようです。

理由4: 電話やメールを使ったサポートに対応していない場合もあるから

無料のレンタルサーバーを提供しているサービスの中には、電話やメールを使ったサポートサービスを提供していない所もあります。無料のレンタルサーバーを利用される方は、初めてレンタルサーバーを利用するという方が多いと思いますので、疑問や不安な点をすぐに解決できるかどうかはとても大事なポイントになると思いますが、無料のレンタルサーバーにはそういったことを期待できません。

 

有料のレンタルサーバーであれば、電話・メール・チャットなど様々な形でサポートを行ってくれますので、レンタルサーバーを初めて利用する方も安心して利用することができます。

無料と有料の違いや、有料の値段の高い・安いの差は?

無料と有料の違いや、有料の値段の高い・安いの差は?

ここからは、無料のレンタルサーバーと有料のレンタルサーバーの違いや、値段の安い有料サーバーと値段の高いサーバーの違いなどについて紹介していきます。

無料のレンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いについて

先程、無料のレンタルサーバーをおすすめできない理由を4つ紹介しましたが、これはそのまま無料のレンタルサーバーと、有料レンタルサーバーの違いでもあります。

 

そしてそれらに加えて、他にもいくつか違うポイントがあるので紹介していきます。

1. 設定できる独自ドメイン / サブドメインの数が違う

複数の独自ドメイン / サブドメインを設定し、それぞれ別のサイトを表示させることが可能となっており、その数が違う。

2. 利用可能なMySQLデータベースの数や、データベースの容量が違う

有料の場合、データベースを必要とするWEBサイトを無制限に作成することが可能で、データベースに保存できる容量も大きく増える。

3. WordPressが動作するスピードが違う

有料の場合、より高性能なサーバーを採用しており、大量のアクセスなどにも対応できるようになっている。

4. メールアカウントを作成できる

有料の場合、メールアカウント(メールアドレス)を無制限で作成できる。

無料のレンタルサーバーをおすすめ出来ない4つの理由(無料と有料で異なる4つのポイント)も含めると、無料と有料では、出来る事にかなりの違いがある事が分かるかと思います。しかも有料のサーバーを利用するのに必要な金額は、月額500円程度〜です。

 

無料のレンタルサーバーにも「試しにどんなものか、無料で実際に触って確認できる」といった利点はあるのですが、個人の趣味もしくは商用であれ、基本的に、本格的にWEBサイトを作成・運用したい場合は、有料のレンタルサーバー1択と言っていいでしょう。

値段の安い有料サーバーと高いサーバーは何が違うのか

無料と有料の違いを紹介したので、次は「値段の安い有料サーバーと値段の高いサーバーの違い」について説明していきます。

 

値段がUPするにつれて、

 

  • 利用出来るサーバーの容量が増える
  • 利用出来る独自ドメインの数が増える
  • MySQLやWordPressが利用出来る
  • 電話サポートが利用出来るようになる
  • より高速で安定性に優れたサーバーが利用出来る

 

このようなメリットを受けることが出来ます。LOLIPOPのサービスをもとにしたものではありますが、他のサービスに関しても概ね違いはそこまでないはずです。

 

 

3つ目でピックアップした「WordPress」とは、CMS( Contents Management System )と呼ばれるもので、ホームページやブログサイトを効率よく構築・運用出来るようにするためのシステムになります。

 

ホームページやブログを運用する場合、個人用であれ商用であれ、こちらの「WordPress」を利用している人が多いです。初心者の方でこれからホームページなどを開設したいと考えている方は、どのようにホームページを制作・運用すれば良いか分からないという方が多いと思いますが、その場合は、ひとまずこのWordPressを使って運用するといいでしょう。利用者が多いため、検索しても情報を見つけやすいです。基本的にほとんどのプランがこのWordPressに対応していますが、対応していないプランもあるので念の為、注意しましょう。

 

そして、レンタルサーバーを初めて利用してWEBサイトを作成・運用する初心者の場合、「電話サポート」は必ず利用出来る方が安心です。ビジネス用途であれば何かトラブルが発生したら早急に対応する必要がありますが、そんな時に電話サポートが利用出来ると心強いです。

 

プラス、サーバーの容量ですが、個人用であれ商用であれ、よっぽど大規模なサイトでない限り、300GBもあれば充分なはずです。

 

300GB=300000MBで、Googleが推奨しているWebサイトの1Pあたりのファイルサイズは1.6MBとなっており、これらを踏まえるとGoogleが推奨しているファイルサイズのWEBページを187,500ページ分( 300000MB ÷ 1.6MB )も作成出来ることになります。

 

これ以上のページ数・容量を必要とするWEBサイトはそんなに多くないと思われ、大概の場合は300GBくらいで充分足りるはずです。

 

 

あとは、大量のアクセスがあるサイトや、将来的に大量のアクセスを見込んでいるサイトの場合は、高速で安定性に優れたサーバーが利用出来るプランを契約する方が良いです。

 

仮にそこまで大量のアクセスはすぐに見込めなくても、サイトの表示速度は早い方が良いので、値段的にそこまで負担にならなければ、出来るだけこういった高性能なサーバーが利用出来るプランを選ぶようにしましょう。

 

有料プランの中でも、どのプランにすればいいか迷った際は、以上のようなポイントに注意しつつ、それぞれのサービスの口コミなども参考にしながら選んでみてください。

まとめ

今回はレンタルサーバーの費用相場や無料のレンタルサーバーをおすすめしない理由、そして無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いや、値段の安い有料サーバーと高い有料サーバーの違いについて解説しました。

 

基本的に趣味であれ商用であれ、お試しでWEBサイトを制作してみるのではなく、継続してある程度本格的にWEBサイトを制作・運用する場合は、無料のレンタルサーバーは選択肢にいれず、有料のレンタルサーバーを利用するようにしましょう。

 

そして初めてWEBサイトを制作・運用する初心者の方には「WordPress」がおすすめですということも、今回の記事の中で説明しました。しかし、そこまでデザインに凝ったものでなくてもいい場合や、WEB制作に関する知識なしに出来るだけ簡単に制作・運用出来る方がいいという場合は、ジンドゥーやWixなどのホームページ作成サービスの利用も検討してみてください。必ずレンタルサーバーやWordPressを利用してWEBサイトを制作しなければいけない、というわけではないので注意しましょう。

 

ジンドゥーなどのサービスを利用すれば、レンタルサーバーがセットになっているため、どのサーバーにしようか悩む必要がありませんし、より直感的にWEBサイトを作成したり、更新する事が出来ます。基本的にサーバーなどに関する専門的な知識は必要ありません。

 

ジンドゥーの活用事例については、以下のページで紹介していますので、興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

 

ジンドゥーの活用事例を見る

 

一部の機能は無料で利用出来ますので、どんなWEBサイトが作成出来るのか興味がある方は、ぜひ一度実際に触って確かめてみることをおすすめします。

 

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