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ホームページ作成時の「5つの不安」を解消する方法

ホームページ作成時の「5つの不安」を解消する方法

あなたはホームページを作成する上でハードルになっていることや、何か不安に思ったりした経験はありますか?  ハードルや不安があると次のステップまでなかなか踏み出せなかったりしますよね。

 

そこで今回のブログでは、そのようなホームページ作成時に多い「5つの不安」を解消するためのテクニックをいくつかご紹介します。   

1. 何から始めたらいいのか分からない

解決策1:具体的なターゲットを決める

陥りがちな落とし穴の一つは、ターゲットを広く考えすぎて、結局誰にも情報を届けることができないことです。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、欲張りすぎてしまうと結局何も得ることができません。ターゲットを「ビジネスマン」とするよりも「30代のビジネスマン」とした方が、どのように伝えたら良いかが明確になりやすいです。

 

ターゲットを決めると「情報を届ける相手」が具体的になるので、自然と「書く文章」や「ページのデザイン」も変わってくるはずです。30代のビジネスマンに時計を売りたいのであれば、下のホームページのようなシンプルで且つ洗練された男性をイメージさせるデザインにするでしょう。

ビジネスマンがターゲットの場合はシンプル且つ洗練された男性をイメージさせるデザインが良い

参照:marksandhemment.com

解決策2:小さな目標を決める

なかなか目標を達成できない人に共通する原因の一つとして「売上を上げる」のように曖昧な目標を設定していることです。売上を上げるためには、1回や2回の行動だけでは達成できないはずです。大きい目標を達成するためには「習慣化」がキーポイントになってきます。

 

この「習慣化」が非常に難しいのですが、達成可能な範囲であれば人は行動に移しやすく、且つ継続しやすいと言われています。 「小さい目標を決める」ことのメリットは、無理のない目標であるため行動に移しやすいことです。そのため目標を立てるときは、大きい目標を立てた上で、日々の行動計画は「小さい目標」にしてみましょう。 

小さい目標は習慣化へ繋がる

解決策3:SMARTゴールで考えてみる

目標の立て方が上手く行かない方は「SMARTゴール」を参考にしてみてください。

SMARTゴールとは、達成目標を設定する上で必要な5つの要素の頭文字をとったものです。SMARTゴールは、成し遂げたいと思っている事を定義し達成度を計測できるようにしてくれます。

 

Specific(具体的な)

6ヶ月で5%売り上げを伸ばすなど、具体的な目標を立てることは明確な目標設定には欠かせません。5Wで考えるとより考えやすくなります。

  • Who:誰が
  • What:何を
  • When:いつ
  • Where:どこで
  • Why:なぜ

 

Measurable(測定可能な)

「たくさん売り上げを伸ばす」より「5%成長を目指す」と具体的な数字を含めた目標だと測定することができます。

 

Attainable(達成可能な)

無理のない目標は、達成するためのハードルを下げ、モチベーションにも繋がります。「5%成長を目指す」ことは達成可能な目標でなのでしょうか。目標を達成するために必要な人材・在庫・材料などはあるのかなども含めて、もう一度考えてみましょう。

 

Relevant(関連性のある)

この目標はあなたが最終的に達成したい大きい目標に関連しているのか、なぜ今やるべきなのかなど、最終的な目標への関連性があるかを確認します。

 

Time-bound(期限のある)

計画をしたら期限を設定しましょう。「いつか〇〇できるようになりたい」では、いつになっても目標を達成することはできません。「5月末までに」「2020年までに」と期限を設定しましょう。それから、その期限に目標を達成できるように逆算をして日々の行動に落とし込んでいきます。

解決策4:年間、月間、週間の目標を立てる

大きい目標を達成するためには、小さい目標の階段を一段一段登っていく必要があります。そのため、長期計画で結果を出すためにも小さな目標を達成していくことに注力しましょう。

 

年間目標などの大きい目標を立てた上で、日々の目標やするべきことへ落とし込んでいく方法をオススメします。

 

(例)

年間目標:5%売り上げを増加させる

月間目標:*トラフィックを上げるために SEO のオンライン講座を受ける

週間目標:ホームページの SEO 改善策を作る

月曜日:SEO の基礎についての記事を読む

火曜日:SEO のオンライン講座に申し込む

水曜日:SEO 改善のため各ページに見出しを追加する

木曜日:各ページにタイトルとメタディスクリプションを追加する

金曜日:進捗を追跡するため GoogleAnalytics を導入する

 

*トラフィック:ネットワーク上を移動する文書や画像、音声などのデータのこと。トラフィックが大きい = ユーザのアクセス数が多いことを指す。

2.成果が見えず不安

解決策1:成果が見えない時ほど「心の余裕」を忘れずに

ハーバードビジネススクールの心理学者エイミー・カディ教授によると、人が失敗へ陥りやすい原因は、結果ばかりを意識することだそうです。あなたも結果や成果を求めてしまいがちになってはいないでしょうか?  結果を過剰に気にしすぎていると、心の余裕が無くなります。心の余裕が無くなると相手の気持ちを正しく汲み取ったり、相手を思いやることが疎かになってしまいます。

 

たとえ成果が目に見えなくても、相手を思いやる心を忘れずにいるとあなたのファンができるはずです。ビジネスをしている場合であれば、あなたのファンはあなたのお店(会社)の取引先やリピーターとなるでしょう。

 

今現在、成果が目に見えていなくても「心の余裕」を忘れずにいてください。結果は必ず後から付いてきます

解決策2:小さい目標を達成できたら自分を褒める

上記で目標設定についてご紹介しましたが、目標を達成した後に自分を褒めていますでしょうか?  もし、自分をあまり褒めたことがないのであれば、まずは目標達成するごとに自分を褒めてみることから始めましょう。自分を褒めることでモチベーションの向上や自分がしている事への誇りを保てるようになります。

 

また、達成した目標に見合ったご褒美を用意するのもモチベーションを上げる方法の1つです。ご褒美は単純に豪華ディナーに行くことよりも、事業に関係のあるご褒美だと尚良いでしょう。

3.完璧を求めすぎてしまう

改善策1:何事にも期限を決めて作業をする

「完璧主義」と聞くと、自分なりのこだわりや責任感が強く好印象なイメージを持ちますが、時によって完璧主義はデメリットになります。「絶対に妥協したくない!」と文字のフォントを選ぶことに何時間もかけてしまったりしていないでしょうか?  せっかく、完璧を求めるストイックさがあっても、時間を使い過ぎてしまうと「完璧」なホームページ作成までの道のりが長くなってしまいます。

 

そんなことにならないように、やるべきことには必ず期限を決めて作業を進めるようにしましょう。期限を設けることで、その時間内に終わらせようと作業のパフォーマンスも上がります。たとえ完璧でなくても、時間内にその作業を終えることを優先させてください。最後のダブルチェックを行う際に、気に入らない点があれば修正しましょう。また、時間を開けて見直すことで今まで見えていなかった改善点が見えてくることもあります。

何事ごとにも期限を設定して取り組もう

改善策2:シンプルに考える

細かいことは一度置いておき、あなたのホームページ上で「何が重要」で、ホームページ閲覧者に「何を知ってもらいたいか」を考えましょう。ホームページ訪問者を混乱させるような情報は消してしまった方が良いです。シンプルなホームページは、情報が見つけやすいだけではなく見栄えも良くなります。

4.時間を確保できない

解決策1:カレンダーで目標と進捗の見える化をする

時間の確保がうまく行かなければ、オンラインのカレンダーなどを使って、目標と進捗の確認を見える化しましょう。カレンダーなどで、見える化することで目標を順調に進めることができますし、詳細の時間を決めて予定を立てると、隙間時間を見つけることができます。カレンダーで予定表の作成をするのは10分程でできますので是非活用してみてください。

5.どこを改善したら良いのか分からない

解決策1:商品のフィードバックをもらう

世界中の人がアクセスすることができるインターネット上に情報を掲載するということは、もちろんあなたの商品やサービスに肯定的な人もいれば否定的な人もいます。これをプラスに考えてみると、客観的なフィードバックという価値ある資産を得られるということでもあります。

 

フィードバックを聞くことは耳が痛いかもしれませんが、あなたのホームページをより良くするためには非常に重要な意見です。この機会にフィードバックに耳を傾けてみましょう。

 

フィードバックをもらう方法は様々ですが、友人や家族に協力してもらったり、ホームページ内にアンケートを設置するのが比較的簡単かと思います。アンケートを組み込むのに簡単に使えるツールとしては、GoogleForm などがオススメです。ページ内のフッターや、ブログでアンケートの回答を呼びかけても良いですね。

フィードバックを参考に改善点を見つけ出す

解決策2:ホームページのフィードバックをもらう

フィードバックを得るべき箇所は、商品やサービスだけではなく、ホームページの使いやすさ、情報の探しやすさも関係します。普段から自分のホームページを作成・編集しているとどこにどの情報があるのかが自然とわかりますが、ホームページ訪問者がそうとは限りません。ホームページの情報は探しやすいことがとても重要ですので、あなたのホームページを実際に使ってくれている人へ、実際に使ってみて「どこが使いやすかったか」や「どこが使いにくかったか」のフィードバックをもらいましょう。

いかがでしたか?

今回の記事では、ホームページ作成時のハードルに感じる点や不安に感じることが多い5つのパターンに分けて、解消方法をご紹介しました。ホームページ作成で壁にぶつかっても、必ず乗り越える方法はあるので、肩を落とさず前向きに乗り越えていきましょう!