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サーバーとプロバイダの違いは?初心者向けに役割を解説!

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ホームページは意外と簡単に作れると聞いて、作成方法を検索する方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、調べ始めると初心者には理解できない専門用語が並び、何をどうすればよいのか分からなくなってしまうこともあります。分からないことを一つ一つクリアしていくことで、初心者でも一からホームページを作成することが可能です。

 

そこでこの記事では、初心者には難しいサーバーとプロバイダの違いや役割を分かりやすく解説します。

サーバーとプロバイダの違いとは?

サーバーとプロバイダの違いとは?

サーバーとプロバイダは全くの別物です。両方とも回線速度が速いほうがよいといわれるので、違いが理解しにくいのも事実でしょう。

 

まずは、サーバーとプロバイダの違いを紹介します。

サーバーの役割

サーバーとは、情報を保管し共有をすることができる大容量のコンピューターのことです。自分でホームページを作るには、サーバーの一部にデータを保存する必要があります。

 

パソコンで見るホームページなどの情報は、この保存されたデータを引き出して見ている状態です。

 

サーバー環境を構築するのは簡単ではありません。そのためホームページを作成するときには、多くの方がレンタルサーバー業者を利用しています。

プロバイダの役割

プロバイダは、インターネット回線を家に接続してくれる業者のことです。自宅や職場でインターネット接続したいなら、プロバイダと契約をする必要があります。

 

NTTフレッツ光やドコモ光、NURO光、auひかりなど光回線の業者に申し込みを行うと通信速度が速く、インターネットを使うときにストレスなく利用することができるでしょう。

 

もちろん、会社やコワーキングスペースなど他の環境でインターネットを使うなら、プロバイダとの契約は必要ありません。最近は、スマートフォンのテザリングを利用する人も多くなっています。

プロバイダを選ぶポイント

プロバイダを選ぶポイント

プロバイダを選ぶポイントは、回線速度・工事の有無・お得かどうかの3つです。

 

それぞれ詳しく説明します。

回線速度は平均速度でチェック

それぞれのプロバイダの回線速度は、平均速度で確認する必要があります。なぜなら、使う人数や機器の通信規格によっても速度が変わってくるからです。

 

光回線の速度は、平均180Mbps〜200Mbps程度。基本的には快適にインターネットを利用できるでしょう。ゲームも問題なく楽しめます。

 

ADSL(電話回線)だと依然として10Mbps前後。画像を開くのが遅い、動画が止まりやすいというのが実情です。

集合住宅で新規開設工事はリスクが高い

インターネット回線を通したいと考えても、賃貸や分譲の集合住宅の場合は、取り付けに必要な工事を勝手に行ってはいけない場合があります。

 

何も知らずに工事を業者に頼んで行ってしまうと、賠償責任となりかねません。

 

工事の前に大家さんや管理会社に許可をとりましょう。

 

ただし、光回線に対応している集合住宅などは、工事の必要がない場合もあります。まずは、どのような対応が必要か確認するのがおすすめです。

通信キャリアと提携しているとお得

プロバイダは、スマホの通信キャリアと連携している傾向にあります。例えば、ドコモと契約をしているスマホであれば、ドコモ光を選ぶと月額の割引やポイント特典がつくのが特徴です。

 

他にもauやソフトバンク、楽天モバイルなども光サービスと連携しているので、自分のキャリアが光回線を取り扱っているのかをチェックしてみましょう。

サーバーを選ぶポイント

サーバーを選ぶポイント

次にサーバーを選ぶポイントを紹介しますので、レンタルサーバーを検討している人は参考にしてください。

機能の充実度はどうか

ホームページを作成するのに、WordPressを利用する場合は、簡単にインストールできる機能がついている方が初心者には使いやすいでしょう。

 

企業やサービスをいくつも展開しているのであれば、メールアドレスをいくつ作ることができるかも重要なポイントとなります。

 

小規模なブログやホームページを作るだけなら、さほど機能がなくても問題ありません。

 

ただし、安いだけで契約すると、後で困ることも多いので注意しましょう。

スペックは適切か

サーバーのスペックは処理機能が速いかどうかがポイントです。レンタルサーバーを借りる場合は、サーバーのCPUやメモリ容量などを確認する必要があります。

 

古いCPUだったりメモリの容量が少なかったりすると多くの人がアクセスした場合にエラーとなり、ホームページを見ることができないこともあるでしょう。

 

訪れたユーザーにホームページを快適に見てもらいたいのであれば、転送量も要チェックです。

 

容量などはプランによって変わることもあるので、スペックとともにチェックしましょう。

サポート体制はどうか

最後に確認したいのが、サポート体制です。ホームページを作成するには、SSL通信やドメインの追加などサーバーの管理パネルで行う作業もあります。

 

管理パネルの使い方や操作方法をサポートしてくれる業者なら、初心者でも安心して利用できるでしょう。

 

サポートがメールやチャットのみの体制となっている業者もあるので、自分のレベルに合ったサポートを提供しているかをチェックすることも大切です。

ホームページ作成サービスという選択肢

ホームページ作成サービスという選択肢

ここまでは、ホームページ作成に必要なレンタルサーバーや、インターネットをつなげるためのプロバイダなどを紹介してきました。

 

一からホームページを作るのは、ハードルが高いと感じる方もいるでしょう。

 

実はサーバーなどを借りなくても、簡単にホームページが作成できるサービスがあります。

簡単にホームページができる

ホームページ作成サービスを利用すると、サーバーを借りる必要がなく、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にホームページを作ることができます。

 

最近は写真などをアップして文章を入力するだけで、おしゃれなページを作ることができるので、ぜひ利用を検討しましょう。

 

無料のサービスもあり、気軽に始められるのもうれしいポイントです。

無料と有料のプランの違い

ホームページ作成サービスには、無料プランと有料プランがあります。無料と有料の一番の違いは、独自ドメインが使えるか使えないかです。

 

無料プランだと、ドメインにサービス会社名が入ったり、ホームページに広告が入ったりします。他にもGoogle Analyticsが使えなかったり、ページ公開数に制限があったりするケースも存在するため注意が必要です。

人気のホームページ作成サービス3選

続いて、人気のホームページ作成サービスを紹介します。

それぞれの特徴をチェックしましょう。

ジンドゥー(Jimdo)

ジンドゥー(Jimdo)

ブログやホームページ、ネットショップなどの作成が可能なJimdoの特徴は

 

  • 多彩なテンプレート
  • SEO設定が可能
  • 操作が簡単

などです。

 

登録するときの質問に答えるだけでAI(人工知能)が最適なホームページを作成してくれます。

ペライチ

ペライチ

画像引用:https://peraichi.com/

とにかくシンプルに簡単にホームページを作成できるペライチの特徴は、

 

  • ランディングページ(LP)が無料で作れる
  • とにかく簡単で初心者にもおすすめできる
  • フォーム機能やオンライン決済も利用できる

 

などです。

 

いち早くサービスを公開したい方におすすめします。

STUDIO

STUDIO

画像引用:https://studio.design/ja

デザインするようにホームページを作れるSTUDIOの特徴は、

 

  • 直感的に作れる。デザインの自由度が高い
  • コードを使う必要がない
  • 写真やアイコン素材が豊富

 

などです。

 

こだわりのあるデザインのホームページを作りたい方におすすめします。

ホームページ作成は目的に合った方法を選ぼう!

初心者がサーバーを借りて一からホームページを作るのは時間がかかります。自分でWebサイトの公開を考えているなら、ホームページ作成サービスを利用すると簡単に作ることが可能です。

 

何年ぐらい運用をしたいか、無料で試して有料プランにするのかなど、次の展開も考えておくと作成方法も選びやすいでしょう。