【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現

【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現

ジンドゥーの活用事例の第13回目は、東京の八王子に本部がある「防災・災害ボランティア かわせみ」の代表である谷岡さまにお話をお伺いしました。


「防災・災害ボランティア かわせみ」のホームページでは、自然災害に対しての防災講座や、災害時の災害復旧支援活動の紹介を行っています。これらの活動の記録はホームページのブログで情報発信されています。


非営利活動法人として情報発信するうえでホームページを持つことの意義や便利な点をお話しいただきました。

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安全・安心なまちづくりと災害時復旧支援活動をミッションとした特定非営利活動法人

Q. 業務内容について教えてください。

NPO法人「防災・災害ボランティア かわせみ」として、被災者に寄り添い災害復旧支援活動を行っております。また被災地の経験を活かし地域ごとの災害特性を踏まえ、防災講座や防災教室などを行ったり、被災地に赴き、災害復旧支援ボランティアなどの活動をしています。

【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現
防災講座の様子
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現地でのボランティア活動の様子

活動実績をホームページ上に公開して信頼性向上

Q. ホームページを作成したきっかけはありますか?

 

我々は基本的にボランティアグループであり、人件費、経費などは自己負担で活動しているのですが、資機材や経費を必要とする場合に、助成事業の補助金などに申請して得た資金を活動の一助としています。請時にホームページやブログで今までの活動を知ってもらう場が常に公開されている場があると信頼性の向上にもつながりますし、ホームページを活動記録として申請できるので、申請がとても楽になりました

また、全国で活動するメンバーの活動記録や写真等をメンバーが見れることで、結束を高める役割を果たしていると感じます。

 

これまではFacebookページをホームページ代わりとして使っていたのですが、Facebookはアカウント登録やログインをしないと情報が見れなかったため、助成金申請時等で詳細の情報を確認してほしい時に不便に感じていました。

そこで、すぐに情報をみれるようにホームページを作成しました。ホームページであれば、閲覧者側はアカウント登録やログインは必要ないですからね。

ジンドゥーでホームページを運用する利点とは

【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現
ブログページの一例

Q. 具体的にホームページでどのような情報を更新していますか?

ホームページは定期的に更新を行っていますが、ブログと資料のアップロードには力を入れています。ブログでは主にボランティア活動や防災講座の報告を行っています。ジンドゥーは以下の点で使いやすいです。

1. オンラインサービスなので同時編集ができる

他のメンバーも編集するので複数人で操作できるのは便利です。特にブログは複数人で更新できると、復興支援に直接関わった人が書くことができるので現場の状況が良く伝わる記事が作成できます。

2. アプリを使ってサクッと更新できる

ジンドゥーのアプリ*を使って、ブログを更新したり、活動現場で撮影した写真をスマートフォンからアップロードするなど、PCでなくても更新できるのも助かっています。

*ジンドゥークリエイターアプリ IOS版はこちら Android OS版はこちら

3. PDFをアップロードできる

ホームページ上にはテキストや画像だけではなくて、PDFをアップロードしているページもあります。仕事柄、PDFの書類が多いということもあるので、PDFをページ内に埋め込めるのは助かっています。

サーバーとドメインを一括管理でホームページ運用の手間を最小限に

Q. ジンドゥーでホームページを作成した経緯とは

 

作成サービスのソフトを購入して試したこともありましたが、サーバーを別で借りる必要があったり、バージョンが変更されるごとに新しいソフトを購入しないと、新しい機能が使えなかったりするのも難点でした。

 

ジンドゥーではサーバーの使用料も料金に含まれているのと、ジンドゥー内でドメインを取得できるので、手間なくすぐに始めることができました。ブラウザ上で使えるサービスのため、バージョンが変更される度に、買い換える必要やアップデートする必要がないのも便利ですね。

 

メニューは階層ごとにまとめてコンパクトに

Q. ホームページの運用で気を付けていることはありますか

必要なトピックをすぐに探し出せるように、情報をカテゴライズして各ページに分けて伝えるようにしています。

 

同じような内容の情報は、親ページと子ページを作成して、階層をつけます。そうすることで、情報が探しやすくなるんです。また、1ページ内の情報が長すぎないように気をつけています。

 

【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現
ホームページのメニューバー構成

トップページ(ホーム)には、みて欲しいページへの入り口を作っています。メニューバーで見落としてしまう場合でも、トップページに画像とテキストで各ページの情報が書いていると、遷移してもらいやすいです。

 

また、ホームページ上に問い合わせフォームを設置しているのですが、サイトをみた被災者の方からの問い合わせがあり、災害復旧支援活動に結び付いたこともあります。

データを可視化して災害への注意喚起を

【活用事例 #13】ボランティアの活動形態にあわせたホームページ運用を実現
データを可視化して災害時の対応に準備を

Q.今後やってみたいことを教えてください

 

今は「防災・災害ボランティア かわせみ」の活動記録としてホームページを利用していますが、次のステップとして「災害への注意喚起」という点にも力を入れたいと考えています。

 

例えば、情報の可視化に力を入れたいと考えています。具体的には、「自分ごと」として捉えるために、自分が住む町の気象情報、川の水位や雨量を、浸水や震災があったと想定した場合のデモをホームページ上で可視化することで災害の危険性を最も理解しやすいのではないかと思うからです。

 

具体的な案は未定ですが、私たちのホームページを通して、震災や震災時にどのような行動を取ったら良いのか学ぶ場として利用してもらえるようにしてもらいたいです。

 

お米屋さんから学ぶ買いたいと思わせるブログとネットショップの運用方法

防災・災害ボランティア かわせみ

https://www.npo-kawasemi.org/

利用サービス:ジンドゥー クリエイター

※ 本記事は2020年3月に開催したアンケートキャンペーンの一環でご協力いただいたインタビュー内容を元に作成しております。