【3分で解説！】ワードプレスのテーマとは？テンプレートと何が違う？

これからブログやホームページを作ろうとしているワードプレス初心者の中には、「テーマってなに？」と疑問を抱えている方も多いでしょう。ワードプレスでサイトを立ち上げるメリットは、豊富なテーマから好きなものを選んで適用できるところにあります。

この記事では、そんなワードプレスのテーマについてご紹介します。テーマの役割やメリット・デメリット、正しい選び方を知り、ご自身に合ったテーマを選べるようにしましょう。

ワードプレスのテーマとは、サイト全体のデザインを変更・調整するために作られたファイルのまとまりのことです。

通常、サイトデザインを変更・調整するにはHTML／CSSというプログラミング言語が最低限必要となります。HTML／CSSを使うことで各要素のデザインを変更・調整でき、サイトデザインをカスタマイズできます。

しかし、HTML／CSSを使ってサイトデザインをゼロから変更・調整するには知識・技術が必要です。HTML／CSS習得には時間がかかりますので、ワードプレス初心者にとっては現実的な選択肢ではありません。

そうした際にワードプレスのテーマを使えばサイト全体のデザインを瞬時に変更でき、HTML／CSSを使わなくても調整できるようになります。サイト制作のプロでも作業効率をアップさせるためにテーマを使用し、そこからHTML／CSSを使ってサイトデザインを調整していく方法が主流なほど、ワードプレスにとってテーマとは重要な役割を持っているのです。

ワードプレスを使用するにあたって、テーマと同じく「テンプレート」という言葉を耳にすることがあります。このテンプレートというのは、テーマフォルダの中に入っているたくさんのデザインの型のことです。

ワードプレスのテーマというのはサイト全体のデザインを変更・調整するために必要な、いくつものフォルダのまとまりを意味します。そして1つひとつのフォルダがテンプレートであり、「テーマの中にいくつものテンプレートが存在する」という関係で成り立っています。

例えば、テーマの中には次のようなテンプレートが収納されています。

こうしたテンプレート群が集まってテーマとなり、ワードプレスにインストールすることでサイトデザインの変更・調整ができるようになります。厳密に言えば、テーマの中にあるのはテンプレートだけでなく、サイト構造そのものを作るphpファイルなども収納されています。

この質問に対しては「NO」であり「YES」でもあります。

というのも、一般的なサイトはHTML／CSS、PHP、JavaScriptなどのプログラミング言語によって構成されているため、これらの言語を習得していればテーマを使用せずともサイトをゼロから作ることができます。また、独自のテーマを作成してワードプレスにインストールすることも可能です。これが質問に対して「NO」の答えに当たる理由です。

一方で、ワードプレス初心者にとってサイトをゼロから作るのは「知識のない状態で家電製品を分解して再構築する」のと同じくらい難しい作業です。あなたが家電製品のプロフェッショナルなら、「自動車を分解して再構築する」と置き換えて考えてください。つまり、知識のない状態からサイトをゼロから作るのは不可能です。

また、サイトデザインを担当するHTML／CSSを習得しただけでも、サイトをゼロから作ることはできません。従ってワードプレスでサイトを作るには絶対的にテーマが必要であり、これが「YES」の答えに当たる理由です。あなたがワードプレス初心者であれば、テーマは必ず必要となります。

ワードプレスにテーマをインストールしてサイトを作るという方法には、メリットもあればデメリットもあります。ご自身にとって正しい選択をするためにも、まずはメリット・デメリットを等しく把握しておきましょう。

ワードプレスにテーマを導入する最大のメリットは「サイトの作成・運用を効率化できること」です。テーマごとに決められたデザインを瞬時に適用でき、HTML／CSSを使わずにデザインを微調整できます。

また、テーマによっては単にデザインを変更・調整するだけでなく、さまざまな機能が備えられています。ブログ記事に目次を挿入できる機能、SEO（検索エンジン最適化）を促進する機能、ランキングページを作る機能などテーマによってさまざまです。

サイトの運用目的に応じて最適なテーマを選ぶことにより、プラグイン（拡張機能）を追加しなくてもテーマに備わった機能だけで対応できるので、運用効率やセキュリティ性もアップします（プラグインが多いほど脆弱性が増えるため、少ない方がセキュリティ的に有利）。

一方、ワードプレスにテーマを導入するデメリットは、主に以下の3点となります。

1.テーマがバージョン更新する度に対応しなければならない

 ワードプレスのテーマは定期的に更新されるため、その都度対応する必要があります。テーマの更新に対応しないと最新機能を使えない、セキュリティの脆弱性をカバーできないなどの問題が生じます。

2.テーマの更新がストップしセキュリティ性が低下する可能性がある

 販売者がテーマの更新をストップすると、テーマに残っているセキュリティ脆弱性はそのままになります。その脆弱性を第三者が発見すると、サイバー攻撃の原因になりかねません。更新がストップしたテーマはセキュリティ性が低下するため、運用上リスクを伴います。

3.ワードプレスの更新に合わせてテーマの適用性を確認しなければならない

 ワードプレスのシステムは定期的に更新されますが、テーマの更新が常にワードプレスに合わせられているわけではありません。つまり、ワードプレスが更新されると今まで使っていたテーマの機能が使えなくなったり、デザインレイアウトが崩れたりする可能性があります。そのため、ワードプレスの最新アップデートが配信されるたびにテーマの適用性を確認しなければいけません。

メリットの多いワードプレスのテーマですが、このようにデメリットがあるのも事実です。こうしたデメリットを考慮して「ワードプレス以外のサイト作成方法はないかな」と考えた方には、ホームペー作成サービスの利用をおすすめします。

ホームページ作成サービスとは、固定の月額料金を支払うだけで今すぐにでもサイトを作成・運用できるサービスです。ワードプレスにように煩雑な設定はなく、管理画面から好きなデザインを選び、コンテンツを充足させるだけで魅力的なサイトに仕上がります。

ホームペー作成サービスの「ジンドゥー」では、簡単なサイト作成を無料で体感していただけます。「ワードプレスは魅力的だけれど、もっと簡単にサイトを作成・運用したい」という方はぜひジンドゥーをご利用ください。

最後に、ワードプレス初心者に向けてテーマ選びのコツを伝授します。いくつかのポイントを意識するだけでご自身に合ったテーマが選べるのでぜひ参考にしてくださ

まず、ワードプレスのテーマがどれくらいあるかというと、無数に存在しています。ワードプレスの公式サイトに掲載されているテーマの数は15,000件以上です。また、海外のワードプレステーマ販売サイトであるenvatomarketでは10,000件以上の有料テーマが販売されています。

日本も海外ほどではありませんがいくつもの有料テーマが販売されており、無料テーマも提供されています。ワードプレスのテーマ数を正確に数えるのはもはや難しいことです。

ワードプレスをサーバーにインストールし、管理画面にアクセスすると既に3つのテーマが同梱されています。

これらの標準テーマを使用するのは、ダメということは決してありません。SEO用のプラグインを導入すればしっかりと対策できますし、ワードプレスにはサイトをカスタマイズするためのプラグインが豊富に提供されています。

ただし、標準テーマではデザインがシンプル過ぎるせいか、多くのサイト運営者のニーズを満たせないのが現状です。また、導入するプラグインが多くなるほどセキュリティ性は低下するため、やはり一定以上のデザインと機能が確保されたテーマを選ぶのがベターとなります。

ワードプレスのテーマを選ぶ際はまず、以下のポイントを意識してください。

ワードプレスのテーマを正しく選ぶ最大のコツは「自分に合ったテーマか否かを強く意識すること」です。テーマが提供するデザインや機能、導入のコストなど、あらゆる面において「自分に合っている」「自分らしい」というテーマを選ぶことで、失敗を回避できます。

これらのコツ・ポイントを押さえて、ご自身に合ったテーマを選びましょう。

この記事では、ワードプレスのテーマについてご紹介しました。ワードプレスとテーマは切り離せない関係にあり、サイト制作のプロでもテーマ活用は作業効率アップのために欠かせません。ワードプレス初心者は必ずテーマを使用し、できれば標準テーマではなく、無数にある有料・無料のテーマの中からお気に入りを見つけてください。

テーマの数が多すぎて何を選んだらいいかわからない、テーマを選んでインストールしたが使い方が難しいといった問題を感じた方は、ホームページ作成サービスを利用しましょう。

ジンドゥーなら誰でも簡単に、魅力的なデザインのサイトを作ることができます。この機会にぜひご利用ください。

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